第63回弱視教育研究全国大会(栃木大会)Web開催の御案内(第2報)

2022年09月28日

時下ますます御清祥のことと存じます。また、日頃より日本弱視教育研究会の事業に格別の御理解と御支援をいただき、心から感謝申し上げます。

さてこの度、標記の研究大会の諸準備を進められ、下記のとおり開催の骨子ができましたので、第2報として御案内いたします。今年度につきましても、コロナ禍のため参加される皆さまの安全を考慮し、「Web開催」とすることにいたしました。Webでの開催ではありますが、ライブとオンデマンドを組み合わる等の工夫を行い、実り多い大会にしたいと存じますので、多くの先生方に御参加いただけるよう特段の御配慮を賜りますとともに、この機会に日頃の教育実践等の成果を御発表いただければ幸いに存じます。また、概要等につきましては、日本弱視教育研究会HPにて紹介していきますので、ご覧いただけますと幸いです。

なお、研究大会への参加及び研究発表の申込み等に関しましても概略を記載いたしましたので、準備を進めていただきますようよろしくお願いいたします。

1 開催方法・期間

ライブ配信プログラム   令和5年1月20日(金)13:20~17:05

オンデマンドプログラム  令和5年1月20日(金)〜令和5年3月31日(金) (予定)

2 主催

日本弱視教育研究会

3 後 援(予定)

文部科学省、栃木県教育委員会、全国盲学校長会、栃木県特別支援学校長会、関東甲信越地区盲学校長会

4 主管校

栃木県立盲学校
〒321-0342  栃木県宇都宮市福岡町1297番地

5 研究主題

(1)弱視幼児・児童・生徒の特性を生かした指導の在り方を考える。
(2)弱視幼児・児童・生徒に対する専門的指導を通して、特別支援教育における弱視教育を考える。

6 ライブ配信プログラム

・基調講演
演題:「障害の重い子どもの視機能の理解と評価」
講師:新井田 孝裕先生 (国際医療福祉大学副学長、視機能療法学科長)
(2)分科会
第一分科会(教育内容・方法に関する分科会)
テーマ:弱視教育における指導法並びに教材・教具の工夫
1 「弱視難聴児童の文字の獲得から活用までの取組」
佐々木 望美(筑波大学附属視覚特別支援学校教諭)
2 「子どもの見え方に応じた教材・教具の工夫」
松葉 史織(横浜訓盲学院教諭)
第二分科会(センター的機能に関する分科会)
テーマ:弱視幼児・児童・生徒に対する支援の充実
1 「千葉盲学校の視覚支援センターの取組~県内全域の視覚障害教育を支える~」
新堀 浩士(千葉県立千葉盲学校教諭)
2 「弱視通級指導教室において、対象児の視覚障がいによる学習上、生活上の困難の改善又は克服を目的とする指導はどうあればよいか」
坂田 順子(長野県松本盲学校教諭)
3 「発達段階に応じた自己理解・援助依頼の指導の在り方-自己理解及び援助依頼の指導内容と工夫を中心とした4年間の研究実践のまとめ-」
東京都弱視教育研究会

7 オンデマンドプログラム

・教育講演
「今後の盲学校の在り方を考える1~併置・併設の現状と課題~」
(千葉県立千葉盲学校 青木隆一)「弱視児童の読み書き能力の発達と指導」
(上越教育大学  佐藤将朗)
「通常の学級で学ぶ弱視児童の指導で大切にしたいこと」
(帝京平成大学 田中良広)
「弱視児童生徒の情報教育で大切にしたい視点と指導の実際」
(筑波大学附属視覚特別支援学校 三宅洋信)
「対談:視覚障害のある子供達が使える福祉制度」
(日本視覚障害者団体連合 三宅隆、慶應義塾大学 中野泰志)
(2)研究発表
(3)学校紹介ビデオ・資料

8 日程

・ライブ配信プログラム
令和5年1月20日(金)
13:20-13:30  開会行事
13:30-14:15  基調講演「障害の重い子どもの視機能の理解と評価」
新井田孝裕先生(国際医療福祉大学副学長、視機能療法学科長)
14:25-15:25  分科会1
15:35-16:55  分科会2
16:55-17:05  閉会行事 *時程については変更の可能性があります。
・オンデマンドプログラム
配信期間:令和5年1月20日(金)〜令和5年3月31日(金) (予定)

9 参加申し込み

別紙「参加申込書」に必要事項をご記入の上,令和4年12月14日(水)までに日本弱視教育研究会全国大会受付業務窓口へ、申込みフォームまたはE-Mail、FAXにてお申し込みください。
※ 参加費等は以下の郵便口座に令和4年12月19日(月)までにお振り込み下さい。
その際、振込用紙通信欄の左側に振込金額内訳「大会参加費 団体○校分」、「大会参加費 会員○人分」、「大会参加費 非会員(一般)○人分」等、さらに、右側の参加者欄に全員分のお名前と参加登録番号を明記ください。ご協力のほど、宜しくお願い致します。(書ききれない分は枠外にご記入ください。)
・参加費

科目参加費
会員(学生会員を含む)1,000円
非会員(一般) 2,000円
非会員(学生) 1,000円
団体(盲学校等)10,000円

*ここでいう「会員」とは,個人で日本弱視教育研究会の会員となってくださっている方で、年4回お手元に個人として「弱視教育」誌が届いている皆様を指します。

8  研究発表の申し込み

研究発表を希望される方は、令和4年10月31日(月)までE-Mailで、発表題名及び発表者名を日本弱視教育研究会全国大会事務局までお知らせください。なお、発表者は原則として研究会会員とします。発表は、15分程度のオンデマンド動画及び発表資料の提出を予定しています(オンデマンド動画の作成方法等については相談窓口を設けます)。フォーマットについては、発表者に追ってお知らせいたします(動画・原稿提出締め切りは11月30日(水)の予定です)。現場の実践の積極的な発表をお待ちしています。

9 詳細 / お問い合わせ

【日本弱視教育研究会HP】https://www.jyakushi-kyouiku.org/
*詳細は、随時ホームページにアップいたします。

【日本弱視教育研究会全国大会受付業務窓口】
〒116-0011 東京都荒川区西尾久7-12-16
株式会社ソウブン・ドットコム内(旧:創文印刷工業株式会社内)
E-Mail:member-jyakken@soubun.com / FAX:03-3893-6611
*参加費公費支払い等で請求書が必要な方は、上記までお問い合わせください。

日本弱視教育研究全国大会事務局
筑波大学人間系 佐島 毅研究室気付(〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1)